産後すぐに使えるおすすめアロマ

アロマセラピー

本ブログでは、筆者が考えたアロマのレシピをご紹介しています。

「こんな人がいたら」、こんな香りをお届けしたいな。
「こんな時があったら」、こんな香りはどうかな。

そんなことを考えながら香りやブレンドについて考えています。

アロマセラピーは香りを嗅いだその瞬間に、気持ちが解放され、切り替わり、心が軽くなります

ぜひご自身の今の気持ちを見てあげながら、ご自身に合うアロマを探してみてください。

どなたかのお力になれれば嬉しいです。

こんな人に送りたい香りです

産後すぐ、横には生まれたばかりの可愛い赤ちゃんが居て、愛おしくてたまらない毎日。

でも、もし産後の疲れや不安を感じることがあれば、寝る前にアロマの小瓶を開けて深呼吸してみてください。

今日は産後すぐに使える安全なアロマをご紹介します。

産後すぐにアロマを使う時の注意点

産後すぐは、心も身体もとても敏感。

だからこそアロマセラピーは大変役に立ちますが、使い方を間違えるとマイナスの影響が出ることも。

注意点をよく読んでいただき、また担当の医師に相談しながら使いましょう。

アロマセラピーは医療ではありません。体質や体調、利用方法によっては、かえって健康を損ねる可能性もあります。必要に応じて医師や専門家に相談しながら使いましょう。筆者は、本ブログにより生じた損傷、負傷、その他事象について責任を負うことありません。なお使用画像はイメージです。本物と異なる場合もございます事、ご了承ください。

注意点①

生まれたばかりの赤ちゃんにとって何よりも大事なのは、アロマの香りではなく、お母さんのにおい

今回は産後すぐの敏感な時期でも使える安全なアロマをご紹介しますが、

皮膚に塗るとお母さんのにおいが隠れてしまいます。

お母さん自身の芳香浴(香りを嗅ぐだけ)にとどめましょう。

注意点②

今日ご紹介するのは、香りの成分が赤ちゃんのお鼻に少しに入ったとしても大きな危険に繋がる可能性が極めて低いアロマです。

それでも、赤ちゃんに良くない影響が無いかとても心配だと思います。

お母さんと赤ちゃんの体調や状態をよく把握している医師に相談しながら使用することをおすすめします。

アロマのご紹介

後述の説明では他のアロマとブレンドした場合における役割にもふれていますが、今回はシングルで芳香浴をすることを前提にご紹介します。

・Bergamot

・Neroli

・Petitgrain

・Mandarine

・Jasmine

それぞれのアロマについて

Bergamot(学名:Citrus bergamia)

オレンジやグレープフルーツに比べると普段出会うことの少ないベルガモット。

フレッシュでフルーティーな香りの中にシャープな青臭さがあり、心の奥深くにスッと届く香りです。

ブレンドを一気にトーンアップさせてくれるとともに、ベルガモット特有のビターテイストがブレンドにメリハリを与えてくれます。

心への作用

心に蓄積した負の感情を一瞬にして解き放ち、心を軽くするのが得意です。

滞った「気」を発散させる作用があり、イライラして落ち込んでいる時に使うと、励ましながら勇気と元気を与えてくれるような、優しく頼りがいのあるアロマです。

身体への作用

ストレスから来る多くの症状に有効です。

ストレスがたまると、特に胃腸の気が滞りやすくなりすが、それを解放して調和を取り戻させてくれます。

Neroli(学名:Citrus aurantium var.amara)

柑橘系の花から採れた精油で、フレッシュさもありながら、優しく柔らかな、気品ある甘さをもつ香り。

ブレンドに加えると、しっとりとした高級感を与えてくれます。

心への作用

天然の精神安定剤と呼ばれ、不安・緊張・恐怖から解放させてくれます。

優しく上品な香りは、少し背伸びした自分になることができるような、前に進むための自信を与えてくれます。

身体への作用

精神をリラックスさせることで、不眠の解消を大いに助けてくれるでしょう。就寝前のリラックスタイムに嗅いでもよし、アロマオイルを塗ってもよし。

Neroliの力を借りることで心地よい時間を送ることができます。

神経系を調整することが得意で、ストレスによる消化不良や皮膚の炎症、動悸などにも優れています。

Petitgrain(学名:Citrus aurantium)

学名を見ていただければわかるとおり、Neroliと同じ植物から採れるアロマです。Neroliは花から、Petitgrainは枝から、それぞれ水蒸気蒸留法により抽出しています。

ゆえに、Neroliとの相性は抜群。Neroliがフローラル担当であるならば、Petitgrainはリフレッシュ担当。二人三脚でブレンドに組み込むことのできるコンビです。

Petitgrainはグリーン調の青臭さが特徴的ながら、どこかフレッシュでどこかフローラルな香りで、ブレンドに春のような躍動感を与えてくれます。

心への作用

緊張や不安から救ってくれるとともに、次の一歩を踏み出すフレッシュさをもつ香りです。

体への作用

自律神経を整えるのが大の得意で、ストレスによるさまざまな不調や免疫低下の改善に優れています。

Petitgrainのアロマオイルをみぞおちに優しく塗ると、タッチングの効果(手の温かさ、ぬくもり)も相まって、ストレスによる胃腸の不調を和らげてくれます。

Mandarine(学名:Citrus reticulata)

マンダリンのキーワードは「優しさ」「愛情」。お母さんが笑顔で赤ちゃんに話しかけ、赤ちゃんも嬉しそう…そんな絵が浮かびます。

オレンジのような優しい甘さの奥に、ツンとした苦味を持ち合わせています。

心の奥底を温かく包み込むような「コク」をブレンドに与えてくれます。

心への作用

子育てに忙しなさを感じてしまっう時、自分の子が可愛く思えずそんな自分を責めてしまう時。誰にでも一度や二度あると思います。

そんな時に、心を和ませ、本来自分の心に備わっている優しさや愛情を思い出させてくれます。

体への作用

緊張による消化器系の不調に優れています。優しくゆったりと腹部のトリートメントを行うと良いです。

また極めて安全性の高い精油で、妊娠線予防としても勧められます(妊娠20週以降)。

Jasmine(学名:Jasminum grandiflorum)

濃く甘く華やかな香り。

ローズが「明」の甘さだとすると、日が暮れてから夜明け前にかけて濃厚に香るジャスミンは「暗」のしっとりとしたセクシーな甘さ。

心への作用

至福のひと時をもたらし、気持ちを高揚させます。

思春期の悩み、出産の痛み、更年期に訪れる喪失感など、女性特有の悩みに寄り添い、女性であることの喜びを思い出させてくれるような香りです。

体への作用

ホルモンバランスの崩れによる月経不順など、あらゆる女性系のトラブルに効果的です。

子宮強壮作用があるため難産をサポートするのにも役立ちます。また、乳汁分泌を抑制する作用があるため産後の母乳ケアにも良いです。

通経(生理を促す)作用があるため、必ず産後に使いましょう。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

これからも様々なブレンドレシピをご提案していけたらと思っているので、ぜひチェックしてみていただけたら嬉しいです。

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